寝具からラドン検出、韓国家具メーカーが回収

 家具メーカー、カサミアが製造したマットレストッパーと枕から放射線量の安全基準である1ミリシーベルト(mSv)を超えるラドンが検出されたことが原子力安全委員会の調べで30日までに分かった。
  マットレストッパーとはマットレスの上に敷く薄いマットを指す。原子力安全委によると、カサミアが2011年に製造した「カサオン・メモテックス」という商品でセットに含まれたマットレストッパー3枚、枕10個を精密分析した結果、マットレストッパー2個、円筒形の枕1個から年間許容量を超える放射線量が検出された。同委はメーカー側に回収を命じた。
  マットレストッパーからは1.41~1.52mSv、枕からが2.03mSvの放射線量が検出された。問題の商品は11年4-10月にテレビ通販で一時販売されていたものだ。マットレストッパーと枕がセットになっており、1万2395セットが販売されたという。
  カサミアはウェブサイトと専用コールセンターを通じ、回収作業を始めた。同社は「一部製品からのみ基準値を超えるラドンが検出されたが、同じモデルを全量回収する」と表明した。原子力安全委は、放射線量が基準値を超えたマットレストッパーと枕には、ラドンが発生するマイナスイオン物質のモナザイトが微量で使われていたとする見方を示した。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/07/31/2018073100800.html

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