秩父市が江陵市への職員派遣を突如中止、少女像設置が原因か

 日本の埼玉県秩父市が、韓国での反日感情の高まりに伴う安全問題などを理由に、江原道江陵市との職員相互派遣の休止を突如決めた。両市は1983年に姉妹都市提携を締結し、文化・スポーツ分野の交流を続けてきた。  江陵市と秩父市は先月31日、観光・福祉政策の相互交流を目的として職員の相互派遣協定を締結。これに伴い両市は翌月から職員1人を6か月間、交互に派遣する予定だった。江陵市はすでに秩父市に派遣する職員1人を選抜し、ビザ発給などの手続きが完了する来月末に職員を派遣する予定だった。  しかし秩父市は22日、江陵市へ文書で職員交流計画の暫定休止を要請。秩父市は文書の中で「職員交流計画を予定通り進めたいが、日韓両国の国際情勢が非常に不安定な状況だ。この状況で職員の相互派遣を進めれば、双方の職員が不快な思いをし、安全確保も懸念される」として「今は派遣を行う最善の時期ではないと考え、相互派遣をしばらく延期したいとの結論を出すに至った」と説明した。さらに「両国の国際情勢が安定すれば、再び相互派遣を開始したい。35年間続いてきた姉妹都市の友好関係は揺るがないものであり、今後も引き続き発展させていきたい」とつづった。  江陵市は秩父市からの一方的な休止要請に困惑している。江陵市の関係者は「日本側に確認したところ、江陵との職員交流の話を聞いた市民から抗議の電子メールや電話が殺到したという。江陵に設置された(旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する)少女像などが原因だと聞いている」と話した。江陵市は2015年8月、市内の公園に、江原道で初めて平和の少女像を設置した。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/11/28/2018112880069.html

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