ホクホクの1年だったネイバーとカカオ…創業者らの資産価値は数千億アップ
今年1年でネイバー、カカオの株価が急騰し、創業者であるネイバーの李海珍(イ・ヘジン)GIO(グローバル投資責任者)とカカオのキム・ボムス会議長に数千億ウォン(数百億円)の資産増大効果をもたらしたことが分かった。株価の急騰を後押ししたのは、史上最大売上を記録している好調な業績だった。
27日基準でネイバーとカカオは昨年末に比べ、それぞれ50%、49%上昇の18万3500ウォン(約1万7300円)、15万3500ウォン(約1万4500円)で取引を終えた。同じ情報通信技術(ICT)業界のSKテレコム(-12%)、KT(-10%)、LGユープラス(-20%)など通信3社がこの1年で10-20%下落したのとは対照的だ。
ネイバーとカカオの株価上昇によって、李GIOが保有するネイバーの株式3.72%(612万9725株)の価値は3770億ウォン(約355億円)増加した。キム議長が保有しているカカオの株式14.92%(1251万4461株)の価値は6320億ウォン(約596億円)増加した。
これに、キム議長が100パーセント議決権を握っているKキューブ・ホールディングスまで考慮に入れればキム議長にとっての資産増大効果は1兆ウォン(約1000億円)台に達する。Kキューブ・ホールディングスのカカオの持ち株は今年第3四半期(7-9月期)現在で11.86%(994万9467株)だ。
ネイバーは、日本の子会社「LINE」に対する投資など一部マーケティング費用の増加によって一時は苦戦していたが、今年下半期から正常軌道に乗り始めた。2年にわたって全ての四半期で下落が続いていた営業利益は今年の第3四半期に上昇に転じ、電子商取引、モバイル決済、コンテンツ、クラウドなど全ての事業が軒並み成長している。
特に、ネイバーのウェブトゥーン(ウェブ漫画)は北米地域だけで月間利用ユーザー(MAU)が11月基準で1000万人を突破し、著しい成長を見せている。証券街ではウェブトゥーンを含むコンテンツ部門の第4四半期(10-12月期)の売り上げが、前年同期比で2倍ほど伸びると予想している。また、最近発表されたLINEとヤフー・ジャパンの経営統合のニュースによって、ネイバーへの期待感はさらに膨らんでいる。
カカオは主力プラットフォームであるスマホ用メッセンジャーアプリ「カカオトーク」を基盤とした「トークビジネス」が好業績を引っ張った。トークビジネスはこれまで売上1位事業だったミュージック部門を第3四半期に追い抜き、売上1位の座に就いた。トークビジネスの中でもカカオトークのチャットリストの上段に広告を表示するビズボード(トークボード)は、今年5月の導入以降、急速に成長し、当初は1日の売上が2億―3億ウォン(約1880-2830万円)程度だったのが、年末現在では5億ウォン(約4710万円)にまで増加したと推定される。
カカオはこのほかにもウェブトゥーン、ウェブ小説などコンテンツ部門や決済サービスなど各種事業が同時に成長し、今年第4四半期は過去最大の売上と営業利益を達成するものと期待されている。
一方、李GIOとキム議長の保有株式の価値の増加幅は国内の財閥の中でも屈指のレベルであることが分かった。財閥ドットコムが先月、国内の上場企業の大株主と特殊関係者が保有する株式の価値を評価した結果、李GIOとキム議長の保有する株式の評価額の増加率が最も高かった。また、総額でみると、27日現在でキム議長が国内10位、李GIOが21位に相当する株式を保有していることが分かった。1位は李健煕(イ・ゴンヒ)サムスン電子会長、2位は李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長だった。
朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/12/30/2019123080157.html
27日基準でネイバーとカカオは昨年末に比べ、それぞれ50%、49%上昇の18万3500ウォン(約1万7300円)、15万3500ウォン(約1万4500円)で取引を終えた。同じ情報通信技術(ICT)業界のSKテレコム(-12%)、KT(-10%)、LGユープラス(-20%)など通信3社がこの1年で10-20%下落したのとは対照的だ。
ネイバーとカカオの株価上昇によって、李GIOが保有するネイバーの株式3.72%(612万9725株)の価値は3770億ウォン(約355億円)増加した。キム議長が保有しているカカオの株式14.92%(1251万4461株)の価値は6320億ウォン(約596億円)増加した。
これに、キム議長が100パーセント議決権を握っているKキューブ・ホールディングスまで考慮に入れればキム議長にとっての資産増大効果は1兆ウォン(約1000億円)台に達する。Kキューブ・ホールディングスのカカオの持ち株は今年第3四半期(7-9月期)現在で11.86%(994万9467株)だ。
ネイバーは、日本の子会社「LINE」に対する投資など一部マーケティング費用の増加によって一時は苦戦していたが、今年下半期から正常軌道に乗り始めた。2年にわたって全ての四半期で下落が続いていた営業利益は今年の第3四半期に上昇に転じ、電子商取引、モバイル決済、コンテンツ、クラウドなど全ての事業が軒並み成長している。
特に、ネイバーのウェブトゥーン(ウェブ漫画)は北米地域だけで月間利用ユーザー(MAU)が11月基準で1000万人を突破し、著しい成長を見せている。証券街ではウェブトゥーンを含むコンテンツ部門の第4四半期(10-12月期)の売り上げが、前年同期比で2倍ほど伸びると予想している。また、最近発表されたLINEとヤフー・ジャパンの経営統合のニュースによって、ネイバーへの期待感はさらに膨らんでいる。
カカオは主力プラットフォームであるスマホ用メッセンジャーアプリ「カカオトーク」を基盤とした「トークビジネス」が好業績を引っ張った。トークビジネスはこれまで売上1位事業だったミュージック部門を第3四半期に追い抜き、売上1位の座に就いた。トークビジネスの中でもカカオトークのチャットリストの上段に広告を表示するビズボード(トークボード)は、今年5月の導入以降、急速に成長し、当初は1日の売上が2億―3億ウォン(約1880-2830万円)程度だったのが、年末現在では5億ウォン(約4710万円)にまで増加したと推定される。
カカオはこのほかにもウェブトゥーン、ウェブ小説などコンテンツ部門や決済サービスなど各種事業が同時に成長し、今年第4四半期は過去最大の売上と営業利益を達成するものと期待されている。
一方、李GIOとキム議長の保有株式の価値の増加幅は国内の財閥の中でも屈指のレベルであることが分かった。財閥ドットコムが先月、国内の上場企業の大株主と特殊関係者が保有する株式の価値を評価した結果、李GIOとキム議長の保有する株式の評価額の増加率が最も高かった。また、総額でみると、27日現在でキム議長が国内10位、李GIOが21位に相当する株式を保有していることが分かった。1位は李健煕(イ・ゴンヒ)サムスン電子会長、2位は李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長だった。
朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/12/30/2019123080157.html
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