国会で被災地の問題を議論しているのに…熊本県選出議員は「英語三昧」

 会議が開かれている議会で2時間にわたり英語の勉強をしていた日本の議員に非難が浴びせられている。熊本県選出で当選6回、自民党に所属する坂本哲志・衆議院議員(69)だ。

  28日午前、衆議院の災害対策特別委員会に出席した坂本議員は机の下に本を隠し持って読んでいたが、毎日新聞やフジ・ニュースネットワーク(FNN)など日本メディアに見つかった。『日本現代史』という英日対訳の書籍で、災害とは何の関係もない本だった。坂本議員は、ボールペンであちこち書き込んだり分からない単語をスマートフォンで検索したり、およそ2時間にわたって本を読みふけったという。その間、会議では坂本議員の故郷かつ選挙区である熊本など、最近の集中豪雨で被害を受けた地域の復旧や再建案が話し合われていた。

  衆議院の規定によると、議事進行において参考になる場合のほかは本などを読む行為は禁止されているという。スマートフォンも、持参は可能だが使用はできない。坂本議員は「委員会のときに、読みかけの英語の本があったので、対訳ですが、それを最後まで読みたく思って、ついつい開いて本を読みました。(中略)反省しています」と謝罪した-とFNNは伝えた。しかし毎日新聞には「熊本と関係のない質疑になった時に読みかけの本があったもんだから、ちょっと読んだ」「(英語を)勉強する機会もない。趣味といえば趣味」とも答えていた。これには「国会は自己啓発の場なのか」という非難が集中した。

  日本の国会では、会議中に他のことをやって問題になる議員がかなりいる。今回の件に先立ち、5月にはタブレットPCで「ワニの動画」を見ていた与党議員、20分にわたり小説を読んでいた議員が物議を醸した。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/07/31/2020073180006.html

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