北のミサイル挑発直後、米日が対潜水艦訓練実施

 北朝鮮の巡航・弾道ミサイル挑発の直後、米国と日本がイージス駆逐艦など核心アセット(軍事資産)を動員した合同対潜水艦演習を実施したことが27日に判明した。最近、漢米合同演習が従来の12分の1という水準にまで縮小され、北朝鮮が制裁解除を露骨に要求している状況で、米日の軍事連帯は一層強固になっているのだ。 ■「2021年世界の軍事力ランキング」米国1位、韓国6位、日本は?  米第7艦隊所属のイージス駆逐艦「ベンフォード」(DDG65)をはじめ日本のイージス護衛艦やSH60「シーホーク」ヘリなど米日の核心アセットは、今月15日からの数日間、東海で合同対潜訓練を行った。北朝鮮の新型長距離巡航ミサイル(11-12日)、弾道ミサイル(15日)などによる挑発の直後に訓練が行われたのだ。米海軍は、日本の海上自衛隊所属のSH60対潜ヘリが駆逐艦ベンフォードに降りている写真も公開した。

  米日の今回の対潜訓練は、北朝鮮によるSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)発射の可能性に備えたものだという分析が出ている。駆逐艦ベンフォードは北朝鮮の弾道ミサイルを探知・迎撃する能力を備えている。西太平洋を管轄するベンフォードは、日本の横須賀を母港としている。海上自衛隊のSH60なども対潜作戦能力を有している。

  このところ米国は、北朝鮮の各種挑発を鋭意注視している。米国は、最近まで韓米特殊部隊が共に進めていた「チーク・ナイフ」など斬首作戦部隊の訓練を、キャンプ・ハンフリーズで独自に実施した。この日、日本の横田空軍基地を飛び立った米空軍のスパイ衛星級の高高度偵察機「グローバルホーク」(RQ4)が、仁川近傍の西海上空や京畿道抱川、江原道襄陽一帯の上空を長時間にわたり偵察飛行した航跡も捕捉された。在韓米軍の偵察機RC12X(ガードレール)2機が京畿道北部や西海上空から北朝鮮地域を偵察したことも分かった。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/09/28/2021092880013.html

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