?「しつこいほど細か」 豊臣秀吉の直筆書簡、新たに33通発見

 「私が追放した者をかくまってやろうなどと考えるな。厳しく処罰する。私は信長のように甘くない」

  豊臣秀吉(1537-1598)が部下に書き送った書簡(写真)33通が発見された。毎日新聞など日本メディアが報じた。手紙の大きさはそれぞれ縦29-47センチ、横45-67センチで、文書の種類は「朱印状」。朱印状とは、将軍が赤い印を押して部下に下した公文書のこと。作成された時期は、織田信長が明智光秀の謀反に遭って自害した1582年から、壬辰倭乱(文禄・慶長の役)中の1594年までの12年間だった。

  書簡を修復・解読した東京大学史料編纂所の村井祐樹助教は、メディアの取材に対し「しつこいくらいに細かい秀吉の性格が表れている」と語った。この手紙を受け取った人物は脇坂安治。秀吉が権力を握る際の決定的な戦いで大きな功績を挙げ、「賤ヶ岳の七本槍」の一人に数えられる。それほど大事な部下にもかかわらず、秀吉は手紙の中で、自分の命じた木材の運搬作業をきちんとやらなかったとして「けしからん」としかりつけた。

  今回発見された手紙は、もともとは脇坂安治をまつる龍野神社に保管されていたが、1965年に外部へ流出した。兵庫県たつの市立龍野歴史文化資料館が手紙の行方を聞きつけて昨年購入し、東京大学の研究チームが1年かけて修復した。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/01/23/2016012300513.html

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