長距離地対空ミサイルなどの発射実験に成功=韓国 

【ソウル聯合ニュース】韓国型ミサイル防衛(KAMD)の主力兵器である長距離地対空ミサイル(LSAM)の発射実験が23日、西部・忠清南道泰安郡の安興総合試験場で行われ、成功したことが分かった。複数の消息筋が伝えた。  国防科学研究所が主管した同発射実験は標的なしで行われ、発射された迎撃ミサイルは設定された地点に正確に着弾したという。  精密なデータ分析は終わっていないものの、肉眼ではミサイルが正常に飛行したことが確認され、一定の目的を達成した。  LSAMは、高度50~60キロで飛行する北朝鮮の弾道ミサイルの迎撃を目標に開発が進められている。  配備されればミサイルの終末段階で上層部を防衛する米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」、下層の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)、中距離地対空ミサイル「チョルメ2」などとともに多層的な複合防衛システムの構築が可能になると軍当局はみている。  韓国軍は当初、2026年の戦力化を目標に開発していたが、北朝鮮のミサイル高度化に応じた迎撃網の補完の必要性が提起されており、早期に戦力化される可能性もある。  また「韓国版アイアンドーム」と呼ばれる長距離砲迎撃システムの発射実験も同日行われ、成功したことが分かった。  長距離砲迎撃システムはさまざまな場所に誘導弾の発射台を設置し、ドーム型の防空網で囲んで飛来する砲弾を迎撃するもので、イスラエルの「アイアンドーム」と同じ方式の兵器システムだ。  これに関連し、昨年末に国会本会議を通過した2022年度国防予算では長距離砲の迎撃システム事業の関連予算189億ウォン(約18億3000万円)が編成された。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/02/23/2022022380238.html

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