北朝鮮発射のICBMは既存型か 韓国外相「詳しく分析中」

【ソウル聯合ニュース】韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官は28日の国会外交統一委員会で、北朝鮮が24日に発射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)が新型「火星17」ではなく2017年に発射した既存の「火星15」である可能性について、「韓米の情報当局がさまざまな情報に基づいて詳しく分析している」と即答を避けた。  今回発射したICBMが火星15に比べ高度と飛行時間が向上したとの指摘には「必ずしもそうではない」として「弾頭の重量はいくらでも調整可能だ」と答弁し、火星15の弾頭の重量を減らし、火星17に類似の軌跡を実現した可能性を示唆した。  北朝鮮がICBMを発射した背景については、「北が繰り返して主張しているように新型兵器の開発の一環」との見方を示した上で、「今後再開される可能性がある(非核化を巡る)交渉で有利な戦略的位置を占めるための判断がある可能性もある」と述べた。また、「国際社会の関心を引いたり、ウクライナ戦争や米中対立の構造で声を高めたりすることができる機会だと判断した可能性もある」とした。  その上で、「今後も北が状況を悪化させていく可能性が高いとみて、強固な韓米連合防衛態勢を維持しながら国際社会との連携を強化していく」と強調。「とりわけ、韓米同盟と韓米日3カ国の安全保障協力に基づき、国連安全保障理事会の強力な措置を引き出すための外交努力を続けていく」と述べた。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/03/28/2022032880195.html

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