ソウル汝矣島・新道林で中学生の感染が相次ぐ…登校恐怖症が拡散

 京畿道富川市のクーパン物流センターなどを中心に地域社会での感染が広がる中、28日も中学生などがコロナに感染したことが確認された。学校への登校を巡る懸念も広がりつつあるが、政府は初等学校(小学校)、中学校、高校における来月3日と8日の追加登校を予定通り行う考えを示している。ただし朴凌厚(パク・ヌンフ)中央災害安全対策本部第1次長(保健福祉部〈省に相当、以下同じ〉長官)はこの日のブリーフィングで「状況がさらに厳しくなった地域はスケジュールが柔軟に再調整されると思う」と述べた。この結果、早ければ29日には首都圏で登校に向けた対策が発表されそうだ。 ■コロナ感染拡大により838の学校で登校を延期  ソウル市教育庁などは28日「ソウル市内の新道林中学校に通う1年生の生徒が27日にコロナへの感染が確認された」と発表した。クラスターが発生したクーパン物流センターで働く母親から感染したと推定されている。この結果、周辺の四つの小学校では28日に予定されていた登校が遠隔授業に変更された。ソウル市内では新道林中学校の他にも延恩初等学校の2年生児童、上一メディア高校の3年生の生徒も感染が確認された。さらにソウル汝矣島のある塾講師とこの塾に通う2人の中学生の感染が28日に確認された。周辺の輪中中学校と汝矣島中学校は午前の授業後に生徒たちを帰宅させ、汝矣島高校と汝矣島女子高校は昼食後に生徒たちを帰宅させた。子供たちをこれらの学校に通わせる父兄たちの間では不安が広がっている。

  韓国教育部によると、登校を延期した全国の幼稚園、初等学校、中学校、高校は838校に上り、前日(27日)の561校よりも277校増えたという。登校を延期した学校は全国2万902校の4%に相当する。地域別ではクーパン物流センターでクラスターが発生した富川市が251校で最も多く、慶尚北道亀尾市が182校、ソウル市が117校、仁川市富平区が153校、仁川市桂陽区が89校などとなっている。今月27日には全国で登校予定の児童生徒(268万9801人)のうち、243万2708人(90.4%)が登校したが、9.6%に当たる25万7093人は登校できなかった。基底疾患や学校による登校中止などで登校できなかった児童生徒は17万8431人で、体験学習を申請し家庭で学習を行った児童生徒は5万4190人だった。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/05/29/2020052980030.html

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