安保脅かす勢力への優位確保を強調 韓国大統領府
【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の国家安保室は31日、報告書「新興・核心技術と国家安保戦略課題」を公表した。報告書で徐薫(ソ・フン)国家安保室長は「第4次産業革命時代の新興・核心技術を巡る国家間の競争が激化している」として、「われわれのビジョンは技術先導国に飛躍し、特に安保を脅かす勢力に対する技術的優位を確保すること」と強調した。 また、「安保を脅かす勢力に技術的衝撃を与えられるようになるべき」として▼新興・核心技術の早期発掘体制構築▼研究方式・体系の革新▼技術と人材の保護▼新興・革新技術関連の国際協力模索――を課題として提示した。 報告書は新産業・通商・供給網(サプライチェーン)などを経済安保のため多角的に活用することを強調した。 報告書は同日に開かれた国家安全保障会議(NSC)常任委員会でも報告された。 NSCでは政権移行期の安保態勢維持が重要ということを確認し、北朝鮮の核・ミサイル関連活動を受け、必要な措置を取っていくことを申し合わせた。 朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/03/31/2022033180195.html